Posts in 2022

  • 南風原(2002)の読書メモ

    Monday, March 07, 2022 in ブログ

    以下の論文を読んだメモ。心理学研究における測定誤差の論文の関連で読み直した。 南風原朝和 (2002). モデル適合度の目標適合度. 行動計量学, 29(2), 160–166. https://doi.org/10.2333/jbhmk.29.160 論文の概要 同じ号の狩野論文に対するコメント論文。尺度構成において,一つの構成概念あたりの観測変数の数を多くする立場(従来の尺度構成の立場)と数を抑える立場(SEMを適用する研究に見られるもの)を対比させた上で,観測変数の数を減らすことの是非を論 …

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  • αの過小推定の検討

    Tuesday, March 01, 2022 in ブログ

    以下の論文を読んだメモ。心理学研究における測定誤差の論文の関連で読んだ。 Osburn, H. G. (2000). Coefficient alpha and related internal consistency reliability coefficients. Psychological Methods, 5(3), 343–355. https://doi.org/10.1037/1082-989X.5.3.343 論文の概要 αおよび10の関連する内的一貫性の指標がどういった条件下 …

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  • 心理学研究における測定誤差

    Monday, February 28, 2022 in ブログ

    以下の論文を読んだ際のメモ。 Schmidt, F. L., & Hunter, J. E. (1996). Measurement error in psychological research: Lessons from 26 research scenarios. Psychological Methods, 1(2), 199–223. https://doi.org/10.1037/1082-989X.1.2.199 論文の概要 心理学の研究における測定誤差の問題に対してどう対 …

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  • ホームページのデザインの変更

    Wednesday, February 09, 2022 in ブログ

    ばたばたとしていたのが一段落したので,ホームページのデザインを変更してみた。こういうときにテーマを変えるだけで気分転換ができるのはHugoのいいところだと思う。 資料の整理という観点からは今のテーマは適していないような気がするので,それ用により適したテーマで別のサイトを作ってリンクを貼るのが良さそう。このページはブログ的な使い方に運用を変更する予定。以前は業績も載せていたけどresearchmapと同じ情報を2重に管理するのが面倒なのでresearchmapに一本化することにした。 以下備忘 …

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Posts in 2021

  • Mplusのモンテカルロ法の結果を整形する関数

    Saturday, January 16, 2021 in ブログ

    要約 Mplusのモンテカルロ法の書く繰り返しのパラメータや適合度を整形する関数を書きました。Mplusの.outファイルのパスと各パラメータが保存されたテキストファイルのパスを引数に渡して使います。 extract_montecarlo(filename="mplus.out", represult = "represults.txt") 次のように,ヘッダー付きのデータフレームを出力します。 使いたい人がいるかはわかりませんが,一番最後にコードを置いておきま …

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  • RからMplusを使う

    Wednesday, January 13, 2021 in ブログ

    構造方程式モデリングのためのソフトウェアと言えばMplusです。Mplusはシンタックスも簡単で計算も早くてとても良いソフトウェアですがアウトプットが見辛い上に,モデルの数だけインプットとアウトプットのファイルが増えていくのでごちゃつきます。また,私だけかもしれませんが,あとで解析をやりなおそうと思った際に,どのファイルを使ったのか分からなくなりがちです。 そこで,MplusをRから使えるパッケージとしてMplusAutomationというものがあります。日本語で解説している資料としては徳岡先 …

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Posts in 2020

  • tidyverse style guideを読んでみた際のメモ

    Saturday, October 24, 2020 in ブログ

    tidystyle guideというものがあるのを知ったのでざっと目を通した際の殴り書き。 分析のところまで。 https://style.tidyverse.org/package-files.html#names-1 ファイル名 空白いれない 意味あるものにする 番号順にしたいなら,1xxx,2xxxxでなくて01xxx,02xxxのように0つめる 内部の構造 # plot data ——————- …

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  • 2段階検定についての統計の教科書の記述

    Tuesday, October 20, 2020 in ブログ

    はじめに 2つの群の平均値の差を検定するときにはt検定がよく使われます。このとき2つの群の分散が異なるときに普通のt検定を行うとタイプIエラーを犯す可能性が大きくなりますが,Welchのt検定を使うとそれをコントロールすることができます。 https://academic-oup-com.ez.wul.waseda.ac.jp/biomet/article/29/3-4/350/256577 等分散の仮定を違反したときに,どの程度悪いことが起きるのか,そしてWelchの方法を使うとどの程度それが …

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  • ggstatsplotパッケージについて

    Sunday, October 18, 2020 in ブログ

    ggstatsplotパッケージが出たとのことで少しだけ使ってみた記録です。使い方は以下のリンクより。 https://github.com/IndrajeetPatil/ggstatsplot ggbetweenstats 群間差の比較のためのバイオリンプロットを出すときに使えます。 library(ggplot2) library(ggstatsplot) p1 <- ggbetweenstats(data=iris, x=Species, y=Sepal.Length, k=3 ) …

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  • gtパッケージについて

    Thursday, October 08, 2020 in ブログ

    Rにgtというパッケージがあります。これは,お手軽に表を作るためのパッケージです。使い方については以下の記事を見ると良いです。 https://qiita.com/yanami/items/8684640b20c86594fbec https://qiita.com/yanami/items/117851de49024f5980d0 ここでは私の自分のための備忘録を残しています。 データの整形 irisデータで実験してみる。表の表示に適するように前段階としてデータを整形する。 …

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